ここでは、子どもが保健室に残していった言葉から、わたしが研修会で学んだことや児童心理の雑誌などを参考にしながら、保護者の方と一緒に“子供の今”を考えていきたいと思いページを作りました。
「お母さん、生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。」
この言葉は、1年生のいのちの授業で、子供が家族にあてた『ありがとうの手紙』
の一部です。たくさんの子供たちがこのような言葉を家族に送ることができました。
いのちの授業では、家族からの愛情たっぷりの手紙を読む活動がありました。私は、我が子が通っている保育所でも同じ活動をしておられ、我が子の反応をみていたので、手紙を読んだとき、きっと、うれしくてみんなニコニコの顔になるだろうなあと予想していました。しかし、ニコニコしている子供は少なく、今にも泣きそうな子や涙を流しながら読んでいる子、神妙な顔で何度も何度も読み返している子など、5歳児の我が子とは、まったく違う反応に戸惑いました。
1年生のこころを動かしたものは何だろう・・・。子供の感情の発達は、小学1年生ころから、友達や家族の思いなど他人の気持ちを察することができるようになると言われています。このことから、1年生は、手紙に込められた家族の思いを共有することができたからこそ、その子なりの感情表現があふれたのではないかと思いました。そして、1年生のこころが大きく成長している証に出会えたことにとてもうれしくなりました。わたしは、子供たちから、いのちの大切さを伝えるとき、「いのちは大切だ」と口で言うだけでは何の解決にもならないことを、子供自らがいのちについて考えるような体験やきっかけとなる場があることの大切さを教えてもらいました。感動をありがとう、1年生。
たったひとつの、かけがえのないものを
わたしたちはもらった。
花や木にも、動物たちにも、わたしたちにも
だれにも平等にたったひとつだけ。
それは
わたしの力で生かしていくものだから
多くのものに支えられているものだから
なによりも大切にしたい
この いのち