もどる

み
 3月に入り、「おなかが痛い…」と来室する子どもが増えた。
胃腸炎が流行っていることもあるが、
排便がうまくいっていない子どもが多い。
そこで、まずは「トイレに行って、ちょっとがんばっておいで…」と話す。
便が出てすっきりする子どももいるが、
だいたいの子どもは、
「出んだ〜 」と、あっという間に保健室に戻ってくる。

 
この「みんな大好き」では、家庭や教室では見せない子どもたちの保健室での様子を毎月お送りしています。心も体も発展途上の子どもたち。保健室では、真っ正面から向き合い子どもたちを受け止めてあげたいと思っています。
 実は、この手当ては、
よく腹痛を起こしていた私に、母がやってくれていたこと。
遠い記憶に、湯たんぽをあて、おなかをさすってもらうと、
なぜかあったかくて、痛みがやわらいでいったことを思い出します。
子どもたちにも、そんな気持ちや感覚を味わってもらいたくて、
保健室では、あたたかさが伝わる手当てを心がけています。
 次に、体温を測定する。熱は、ほとんどといっていいほど、ない。
「熱もないし、がんばって行ってみっか!」と言ってはみるものの、
なかなか首をたてにふってくれない。
そんなときは、痛みの部位や発熱の有無を確認して、
私の強い助っ人、“湯たんぽ”を登場させる。
「湯たんぽを作ってあげるから、がんばってみられ…」と言って湯たんぽを渡すと、
なぜか、ほとんどの子どもが教室へ帰っていく。
そして、授業が終わったら、「先生、治ったよ〜」と元気に湯たんぽを返しに来てくれる。
それでも、湯たんぽの手当てにも、負けない強い腹痛がある。
そんなときは、熱がなくても、保健室で1時間休ませるようにしている。
そして、「湯たんぽと私の手による腹部マッサージ」のダブル手当てを行う。
おしゃべりしながら、ゆったりした気分でこの手当てをすると…
だんだん、痛みがなくなってくる。また、便が出てすっきり治ることもある。
 
“あたたかさが伝わる手当て”
み
み
み
み
み
み
み