3学期の視力測定を行っていると、
「あ〜よかった。Aやった〜。ドキドキしたじゃ」

「やったー!!ゲームができる!!」という声をよく聞いた。

 
 2学期までは左右ともA(1.0以上)だったユウさん(仮名)。

今回の測定では、A(1.0以上)が見えず、B(0.90.7)が見えず、

結局、左右ともC(0.60.3)にまで視力が下がってしまっていた。
ユウさんは、Aが見えないと分かったときから、だんだん顔がひきつってきた。
「これ分かる?」と質問すると、うなずくものの、示した答えは違っている。
「えっ、違うよ」と言うと、「えっ」という顔になり、もっと顔がひきつってきた。
「どうしたが?もしかしたら、視力下がったら、ゲーム禁止なんて言われているの?」と
笑いながら言うと、大きくうなずき、泣きそうな顔になってしまった。
「ゲームができないこと」は、ユウさんにとっては、笑いごとではないんだなと思った。

 
 視力低下と「テレビ」や「ゲーム」の関係。

統計上、とても深い関係がある。

我が国の各家庭におおむねテレビが行き渡ったと予想される時期は、1970年代中頃。
視力低下の子どもが増え始めたのも、ちょうど1970年代中頃である。
その後も、視力低下の子どもはどんどん増えてきている。

以前、ゲームにはまっていた子どもに、

「どうして、ゲームをしなくてもよくなったの?」と聞いた。

「それは、ゲームよりも大切なものを見つけたから」

と話してくれた。さて、その正体は……???

他の子どもにも、きっと見つかるはず。

「ゲームより大切なもの」
みんな大好き
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 この「みんな大好き」では、家庭や教室では見せない子どもたちの保健室での様子を毎月お送りしています。心も体も発展途上の子どもたち。保健室では、真っ正面から向き合い子どもたちを受け止めてあげたいと思っています。


“恐怖の視力測定”