みんな大好き

 この「みんな大好き」では、家庭や教室では見せない子どもたちの保健室での様子を毎月お送りしています。心も体も発展途上の子どもたち。保健室では、真っ正面から向き合い子どもたちを受け止めてあげたいと思っています。

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4月4日。始業式の朝。
新学期を迎え、すっきりとした顔つきのA君が保健室に来た。
「先生、オレ、変わるから!!見とってや!!」と、元気いっぱいに宣言した。
「分かったよ」と答えると、彼はその一言だけ言って、教室へ戻っていった。

私は、この言葉を聞いて「あ〜、4月だなあ」と思った。
4月は、1年間の中で、一番保健室の来室が少ない月である。
そして、子どもたちの「がんばろう魂」に火がつく月でもあると思っている。
子どもたちの「よくなりたい」「もっと成長したい」
「生まれ変わりたい」「やり直したい」という思いを大切にして、
子どもたちが描いている大きな夢を実現できるように手助けできればと思う。
でも、ちょっと失敗して子どもの「がんばろう魂」の火が消えそうになったとき・・・・
以前勤務していた学校の子どもから聞いたステキなお母さんの話を紹介したい。

私が落ち込んでいると、
お母さんからの手紙がそっと机に置かれている。
なかには、自分も同じような失敗をしたことや励ましの言葉、
私が直さなければならないことなど、いろいろなことが書かれていた。
お母さんからの手紙のおかげで、
これまで数々の失敗をなんとか乗り越えられたのだと思う。
私もお母さんのような人になりたい。


このお母さんから、
子どもの育つ力を信じ、失敗をしてもよいことや
いつも見ているよという安心感を伝えることの大切さを学んだ。
そして、失敗を乗り越えるときの原動力となる「失敗にくじけない心」が、
きっと、子どもたちの「がんばろう魂」を支えてくれることを願う。

“先生!!オレ変わるから”