みんな大好き
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家族学校参観の日、
2年生の学級で『いのちをかんじよう』という題材で授業を行った。

最初に、胎児の心音を聴かせた。「あっ?赤ちゃんの心臓の音だ」
次に「今度は、みんなの心臓の音を聴いてみよう」と言うと、
初めは、大きな声で「やだあ〜」「こわい!」と言っていたが、
いざ、自分や友達の心音を聴くときになると、
私語 一つなく、真剣な表情で聴くことができた。
そんな子どもたちの様子から、
『自分や友達を大切にしたい』という思いが伝わってきた。
子どもたちからの提案で、
学級で飼育しているウサギのミクちゃんの心臓の音も聴いた。
「ミクちゃんの心臓は、赤ちゃんと同じくらい速くて、びっくりしたね」
「ドク、ドク、ドクって心臓の音が聞こえるのは、みんな生きているからだよ」
子どもたちは、たくさんの命を感じることができたようだ。

最後に、みんなは
お父さんやお母さんと見えない『へそのお』でつながっていることを話した。
本当かどうか、お母さんに目隠しをしてもらい、
4人の子どもと握手し、当てるといったゲームをした。
結果・・・・・・残念ながら、当てることはできなかった。
後日、当ててもらえなかったA君と話す機会があった。
「あのゲームやってどうやった?お母さん、分からんで、いややった?」
「本当は、お母さんはぼくだと分かっていたはず。緊張しとったんやろ。」
と自信満々に笑顔で話してくれた。
実は、私自身、このゲームに関して「失敗したかなあ」と思っていた。
でも、A君との会話から、やっぱり親子の絆は強いなあ。
そして、ふたりの見えない命のつながりを強く感じた。


“いのちをかんじよう”

 この「みんな大好き」では、家庭や教室では見せない子どもたちの保健室での様子を毎月お送りしています。心も体も発展途上の子どもたち。保健室では、真っ正面から向き合い子どもたちを受け止めてあげたいと思っています。