
「わたし、叱られるのキライ!!叱るのをもうやめて!!」
これは、2年生の我が子に言われた言葉である。このように子どもが言うということは、自分の叱り方は、子どものやる気につながっていないんだなと考えさせられた。
この話を聴いて、我が子は、「できない」自分が受け入れられず、いやなんだなと思いました。そして、最近親として実行していることがあります。叱った日の夜、入眠前のひととき、お布団に入り、静かに落ち着いた気持ちになってから、「どんなあなたも大好き」だということを伝えるようにしています。すぐには、結果が出ないかもしれないが、いつの日か、叱られたことをプラスにとらえ、自分から「気をつけてみよう」「次はやってみよう」と思えるようになってくれることを願っています。

「失敗してもいいんだよ」
子どもが自信をもって「私は○○できる」と思えることは自己肯定感が高いと考える。しかし「できて、すごいね」と励ましたり、ほめたりすることもとても大切なことだが、「できる」という有能感だけでは、「できない」自分がいやになってしまう。だから、叱った後は必ず「あなたには、いいところもあるけど、直さなければらないところもある。完璧な人間はいない。そんなあなたも丸ごと大好きだよ」というメッセージも送ってほしい。「いいところも直すところもある私」を受け入れさせることが大切である。そうすることによって、自分だけでなく、他者に対しても寛容になり、困難なことに出会っても、しっかりと立ち向かうことができると考える。
「叱り方や叱る基準」、それは、人によって様々です。しかし、子どもの心にストンと落ちる叱り方をする人に会うと、その場にいる大人でさえも心が洗われます。そうはいっても、言葉ややり方をまねしても、子どもの実態が一人一人違うのでうまくいかないことが多いです。それでも、子どもを叱ることが、子どものやる気を出させ、叱ることを通しても自己肯定感を育みたいと考えます。そこで、今回は、この観点について、ある研修会で小学校の先生が取り組んでおられることについて聴いたので、お伝えしたいと思います。

