



『自分のことが好きな(自己肯定感が高い)子どもを育てたい』
保健室では、自分のことが大好きな子どもに育ってほしいという願いを込めてたくさんのことを発信していきたいと思っています。
まず、自分を好きになる
能力を伸ばすためには、まず、自分を好きでなきゃいけない。自分をどうでもいいと思っていたら、勉強する気も起きないし、人を大事にする気も絶対に出てこない。自分が生きていて楽しければ、自分と一緒に遊んでいる楽しい仲間も大事になってくる。人それぞれが、自分を大事にしているってことが大事になってくる。自分がどうでもよければ、自分の欲求を満たすことが大事ですから、あれ欲しいこれ欲しい、お金が欲しい、人から金を盗もうなどというふうに欲求だけになってしまう。しかし、その欲求を満たしたからといって人間的なプライドは満たされないし、有用感や自尊感情(自分が好きという感情)も生まれない。そうではなく、「自分は役に立つ人間だ」そう思って初めて生きることを楽しむことができるようになる。みんなそうしてがんばって生きているんだ、一緒に遊んだり助け合ったりする、そんなことがとても楽しいことになってくる。そして、自分を大切にしてがんばるという「自立心」がしっかりしてくると、当然に助け合うという「共助」の精神がついてくる。私は、この「自立」と「共助」、この2つが人間教育の一番の基本だと考えている。
心も体も大きく成長する小学校の時代は、一生において一番自己肯定感を高めることができる時期です。この時期に、「自分もやればできる」「私って、なかなかがんばり屋だ」「みんなの役に立っているんだ」と感じ、自己肯定感を高めることは、子どもの今後の人生の支えになると信じています。そして、「うれしい、よかった、がんばれた」という自分のことが好きだと感じる体験が、子どもの心にたくさん刻まれることを願っています。少しでも、子どもの成長に周りの大人たちが効果的にかかわれるようにしていきたいと思っています。