『ふれあうということの大切さ』

先日、お子さんがもう成人になられたお母さんとお話しする機会がありました。男の子の子育てを振り返りながら、「小学校の高学年になっても、夜テレビを見るときにいつも抱っこをせがまれてね。『いったい、いくつだと思っているの?はずかしくないの』なんて言いながら、この子おかしいのかしら、でも仕事でいつも一緒にいられないからかしら…なんて心配しました。でも中学校へ行ったら、そんなことも、うそのようになってしまいましたよ」とほのぼのとした子育て談話を聞かせてもらいました。子どもは、昔も今も変わりなく、抱っこが大好きなんだなあと思いました。ときには、上記の話のように高学年になってもせがむこともあります。そんなとき、みなさんは、どんな反応をしますか?確かに5,6年生をだっこするなんて重くて大変なことですが、これがちょっとしたふれあいになるのです。

最近、親と子が体をふれあって遊ぶことが少なくなっていると言われています。だっこやじゃれあう、くすぐりっこをする、転がりあうといった単純な遊びやふれあいが、脳の前頭葉の働きを活発にさせると言われています。前頭葉は、人間が人間らしくあるために最も大切な働きをしてくれるところです。また、前頭葉が活発に働くと、子どもの脳が活性化され、目が輝き始めるとも言われています。一日5分間でも子どもたちの心がホッとでき、元気になる時間、そして、親自身も子どもとのふれあいを通して、親の前頭葉も活性化できる時間となればいいなあと思います。

「おなかが痛い」と頻繁に来室している子に対して、熱を計ったり、湯たんぽを渡したりしていろいろと手当てを試みながら様子をみていましたが、一向に治りません。そこで、子どもを抱っこしながらおなかをさする手当てを行いました。すると3分もしないうちに、「先生、治った〜」と元気に教室に戻っていきました。その後、その日の来室はありませんでした。

保健室で出会ったこころにズシンときた言葉

ここでは、子どもが保健室に残していった言葉から、わたしが研修会で学んだことや児童心理の雑誌などを参考にしながら、保護者の方と一緒に“子どもの今”を考えていきたいと思いページを作りました。