学校保健委員会
平成11年12月8日(水)
  子どもたちの健康づくりのために、学校医をお招きして「睡眠の健康に
及ぼす影響」についてご指導をいただきました。新聞等で「夜は眠れず、
朝は起きられず」若者の睡眠障害増えるとの見出しで睡眠相後退症候群の
ことが報じられていました。小学生にとっても危惧すべき事態であり、問
題が起きる前に考えてみる機会を設けました。

 

  このアンケ−トをみて、その原因についてはいろいろ考えられます
が、寝る前にもテレビゲ−ムやファミコンをやり、神経の高ぶりや寝
不足の状態があるのではないかと予想されます。
 そこで、児童の保健委員や保護者の皆さんにも参加していただいて
「睡眠の大切さ」をキ−ワ−ドに、質問をも含めて話を進め、医学的
な立場からご指導をいただきました。
 その内容について
   @ テレビゲ−ム等で遅くまで明るい光をあびていると、睡眠の
    リズムが狂う。これは体内時計が正常に働かなくなることで
    起きる。正常でも約1時間ほどのずれがあるが、それは太陽
    光で補正できる。従って、修正するには、朝起きて、明るい
    太陽の光を体いっぱいあびるとよい。
   A  浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)が90分周期で
    やってくる。浅い睡眠で目がさめると、深い睡眠には入れず、
    寝ることによる疲労の回復ができないことになる。
   B 疲労の回復は睡眠が一番である。疲労とは、筋肉中に乳酸
    がたまることであり、それが分解されると疲れがとれる。甲
    状腺から出る成長ホルモンがその役目を果たしているが、真
    夜中の0時から2時までが一番多いとされている。その時熟
    睡していれば一番いい。
   C  小学生の睡眠時間は8〜9時間、できるだけ9時前後に寝
    るほうがよい。また、寝る前は神経を使うゲ−ムなどをしな
    い方が望ましい。ゲ−ムの仕方については、時間や内容など
    親子で話し合い、健康を損なわないように配慮したいもので
    ある。
 自分の生活リズムを作って、規則正しい生活をすることに心がける
ことが大切です。