平成11年12月22日(水)
 

 富山大学の堀田龍也助教授をお招きし、「これからの学校教育が目指すも
の」と題して保護者や地域の方々を対象に講演会を開催しました。今日の教
育の課題や必要とされる学力、新しい教育課程、総合的な学習、情報教育な
どについて具体的に分かりやすくお話していただきました。これから、学校
・家庭・地域社会がそれぞれどのような課題をもって取り組まなければなら
ないかを考えるよい機会となりました。
 
 左のプレゼンが講演内容のレジメ
です。とてもユニ−クでしかもわか
りやすくお話され、あっという間の
1時間でした。
「今日のお話したいことは次の4つ
です。
 〇世の中は動いている。
 〇これからの時代の学力とは
 〇インタ-ネットが何故学校に入るのか
 〇メディア利用の意義    」
と、話を切り出され、焦点化された
内容だったので、聞き手の私たちに
は納得できるものばかりでした。他
人事ではないという切実感をみんな
がもったようでした。
 自由自在にインタ−ネットにアク
セスして、いろいろと解説していた
だいたので、パソコンの威力に感嘆
の声が上がりました。
  

  それでは少し、印象に残ったことをあげてみましょう。

世の中は動いている 〇現在の6年生が大学に入学する2008年は、大学全入の時代 
 ・大学に入ることが目標ではなくなる。
 ・大学を卒業しても学歴を問わず、「あなたは何ができるか」、
  「会社で何をしたいのか」を問われる時代となる。
〇知識の獲得の教育ではなく、「学び方」を知る教育
  (know)          ( how
からwho)
 ・世界の人口−1つ覚えていても完璧ではない。変化するから。
  どうして調べるか→誰かに聞く
(国連のホ-ムペ-ジを開く等)
〇自己責任が問われる時代
 ・財政面の例−必要な方に予算を配当する。
   
(上の方で考えられた配当とはならない。目的をもって使う。)
  
これからの時代の学力とは 〇世の中で求められる人間とは
 ・たくさんのことを調べることができる人
 ・
いわれたことはできる人→いわれなくてもできる人
 ・
人から情報を得る人→人に情報をうまく伝える人
〇大学ではこんな人は伸びない
 ・自分の人生なのに、友達と比べてばかりいる人
 ・自分の人生なのに、他人にばかり頼っている人
        
(教えてくれないからできない)
インタ−ネットが何故学校に入るのか

                   出典 日本教育工学振興会
                 「先生のためのインターネット活用ガイドブック」 
                     

<インタ−ネットの活用例>
 @教材研究 Aさまざまな情報を比べる活動
 B調べたことを発信する活動 C共同学習 D国際交流
 E外部人材との交流 F障害のある子供たちの道具

〇新聞に載らないほどの早い情報
(ニュ−スは3分前のものでも)
〇お天気情報−今現在の状況を提示(天気図も添えて)
〇荷物の配送−今現在どこにあるか等

   
いつでも・どこでも・リアルタイムに
             情報が引き出せる社会に

 では、参加者の反応はどうだったでしようか。

・ 情報化社会に対して、子供ばかりではなく、親も対応していかねばな
 らない状況にあることを日々痛感しています。
  今日の講演を聴き、私自身も今後の教育の方向性を把握することがで
 きました。有難うございました。
 情報化社会にやや乗り遅れたような親達にとって、今日の堀田先生の
 お話は大変参考になりました。家にパソコンがありますが、まだ、イン
 タ−ネットにはつなげていません。早急に接続し、子供たちの成長の一
 助になればと思いました。
・ 家で今、インタ−ネットをつなごうとしているところです。中2の子
 のためという感じでしたが、小3でももうそこまでできると聞いて驚い
 ています。また、受験中心に考えていた自分の考え方を改め、今一度、
 子供に何が必要かよく考えてみるつもりです。
・ 大変興味深く聞かせていただきました。私もインタ−ネットにはとて
 も興味がありますので、子供と一緒に学んでいけたらと思いました。ま
 た、ガミガミ言うのではなく、子供が自分で考え、行動できる、自立し
 た子供に育てていかなければと、自分の子供へのかかわりを反省いたし
 ました。