サケの放流
 3月11日(火)。3ヶ月にわたりお世話と観察を続けてきたサケともお別れです。「なんかさみしいなあ。」と子供がつぶやきました。サケの成長を、わがことのように感じ、見つめてきた子供たち。「サケにとっては今日が卒業式かなあ。」という声も聞かれました。大きなサケは7cm。小さくても5cmに育っていました。
 子供たちが6年生になったころには、サケも庄川にもどってきます。300匹のうち、無事もどってくるのは1匹足らずです。「もどってくるかな。」「もどってきてほしいな。」と4年後に思いをはせていました。 
 庄川まで歩いて15分。ふきのとうも顔を出している今日この頃ですが、この日は冬型が強まり、時折、雪もまいおりてきました。
 歩いている間に、教頭先生の車でサケが届きました。すばやく運ばないと酸欠になってしまうからです。
 一人一人、透明コップでサケをすくいます。飛び跳ねて、バケツの外に出てしまうほど元気なサケもいました
 「さめやアザラシに、食べられないようにね。」「もどってきてね。」「元気でね。」せいいっぱい言葉をかけ、サケを見送りました。
 すんだ水の流れの中を泳ぐサケを、見えなくなるまで見送りました。
 「さようなら。」「元気でね。」みんなの声がサケに届いたことでしょう。