水族館の充実を願って
 サケやトミヨの飼育観察を通して、魚に興味関心をもつ児童も増え、もっといろいろな魚との出会いができないものかと話し合ったあげく、地域の魚を一堂に集めた水族館づくりへと発展しました。ここでは主に、淡水魚に焦点をあて、水槽で飼える範囲内のものとして考えました。地域の方々の提供もありますが、子どもたちも竿をもって魚つりに出かけ、充実した水族館にしようとの意欲でいっぱいです。
 教職員も二度にわたって県外研修を行い、水族館運営について管理面からも研修を深めました。
その1 富士湧水の里水族館
 富士山のすそ野、山梨県忍野村にある「さかな公園」内の水族館は、淡水魚を集めた水族館です。施設内の二重回遊水槽や流水水槽の大きさに圧倒されました。大型魚と小型魚の混泳が見ものでした。
 岸辺の魚、深みの魚、川の魚、小さな生き物等の水槽も別々に設置され、興味をもって観察することができました。2階ではシアターホール、ミクロの世界を見れるオ−プンラボコーナー、リモコンで操作できる水中、水上カメラの設置等まさに意欲的に学習に取り組めるようになっていました。
 水槽にいる魚を図鑑のように示し、じっくりと観察できます。
 山梨の川と湖です。見たいところをクリックすると、いろいろと詳しい情報を得ることができます。
その2 イトヨの里
 福井県大野市にあるイトヨの里。トミヨと同じトゲウオ科の魚です。
 ここでもあちこちで湧水が見られ、その一つ、本願清水での施設なのです。湧水のある川を施設に取り入れ、観察窓からイトヨの棲む水中の世界をのぞくことができる装置はとても魅力的でした。
 大野市内の小学生の描いたイトヨのタイルは、とてもカラフルでステキでした。一時的に展示し、卒業の時には持ち帰ることができるのだそうです。子ども達の想いが伝わるいいアイディア作品でした。
 副館長さんに館内を案内していただきました。絶滅の危機にさらされたイトヨの保護のために、地域の方が一生懸命お世話をなさり、すばらしい施設(3億1000万円)を造ることができたとお話くださいました。
(平成14年7月22日〜23日)
(平成15年2月22日〜23日)
 福井県にはいくつもの湧水がみられます。その代表的なものがこの「御清水」です。現在も野菜と洗濯の洗い場が分けられ、利用されています。
(本願清水、義景清水、こせき清水、お馬屋池、中野清水等)