みんな大好き

 この「みんな大好き」では、家庭や教室では見せない子供たちの保健室での様子を毎月お送りしています。心もから体も発展途上の子供たち。保健室では、真っ正面から向き合い子供たちを受け止めてあげたいと思っています。

“爪切り占い・・・お試しあれ
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 担任のA先生が出張で不在の日に来室したB子ちゃん。
「今日は、A先生がおられんみたいやけど、どの先生が教室へ来てくださっているの?」
「1限目はC先生やろ、2・3限目は、D先生やろ・・」
「ふうん、いいねえ、いろんな先生が来てくれて」
「いやや、A先生が1番いいもん。」
私が小学生だった頃、
担任の先生が不在で代わりの先生が来てくださると、
みんなで喜んだものだった。
授業はないし、代わりの先生は、たいてい優しくて、
少しくらい羽目をはずしてもしかられなかったからだ。
B子のA先生のことを自慢げに話す表情から、
『A先生、大好き!!』
という気持ちがあふれていた。

雨が降って、寒い、寒いある日。
3時間目がはじまり、保健室を出ると、
階段で横に一列になって座っている子供たち。
「なにしてんの?もう授業じゃないけ?」
「E先生、待ってるの。」ニコニコ
こんなに寒いのに〜。いつから待っているんだろう。
私が小学生だった頃、
先生が遅れてこられたら、授業時間が短くなるうえ、
授業中とはいえ、自由時間になる。
もう、それがうれしくてうれしくてしょうがなかった。
そのとき、授業の準備のため、遅れられたE先生がちょうど来られた。
眼中には、もう愛しのE先生しか見えていない。
どの子の顔にも、満面の笑みが生まれ、先生を囲むようにして教室へ。

こんなとき、担任の先生って、うらやましいなあと思う。
そして、『大好きな人がいる』って、いいなあと思う。