みんな大好き

 この「みんな大好き」では、家庭や教室では見せない子供たちの保健室での様子を毎月お送りしています。心もから体も発展途上の子供たち。保健室では、真っ正面から向き合い子供たちを受け止めてあげたいと思っています。

“爪切り占い・・・お試しあれ
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「あったか〜い!!」
休み時間になると、次々と暖を取りに子供たちがやってくる。
世の中は、かぜやインフルエンザのシーズン。
「先生、どうしたら、かぜひく?」
「わたしね、さむ〜いかっこしたり、夜更かししたりして、
かぜひきそうなことをしとるけど、ぜんぜんひかんがいぜ・・・。」
私は、そんな話を聞いて、目がまんまるになってしまう。
ところが、子供は、病気になりたくて、なりたくてしょうがない様子。
「どうして、つらくない?」と聞くとにっこり笑って、
「だってねえ、かぜひくと、お母さんもお父さんもみんな優しいの・・」
「『何か欲しくない?』って、何でも買ってくれるしね。」
それから、子供たちのかぜをひいたときの“親の優しさ自慢大会”が始まる。
「うちのお母さんはね・・・・」
「うちのお母さんだって・・・」
「私ねえ、アイスクリーム買ってほしいって頼むの。」

親にしてみれば、
“つらいだろうから、早く治してあげたい”
と必死に看病をしておられるだろうに・・・
もしかしたら
、子供たちは『かぜひきという魔法』を使って、
“親の愛情”を確かめているのかもしれない。
子供たちのうれしそうな顔をみていると、
すぐ治るかぜだったら、かぜをひくのも悪くないなと思う。