『今が、大事なとき・・・なんです。』

 保健室には、いろいろな人がきます。そんなときに、「この子とどう接すればいいのだろうか・・・」と、悩むことが多々あります。そこで、『子供との接し方』や『子供の悩み』について、みなさんと一緒に考える機会がもてたらなと思いページを作りました。

 

<第1回> 
子供の出しているサインを受け止め、どう対応していくか。子供は、なにを求めているのか。

少年犯罪や不登校などの報道を聞くたびに、子供たちが抱えている心の問題の複雑化に驚き、発覚する前にどうして気付いてあげれなかったのかとくやしい思いにさせられます。このような状況の中、子供たちの心の中にある問題をどう発見していくかが、私たちの大きな課題ではないかと思います。今、目立った問題はなくても何か潜在しているものはないか、常に問題意識をもって、子供たちの出しているサインに目を向ける姿勢をもたなければなりません。

@話を聞いてくれる
お子さんは、学校であったことお家でよく話をされますか?子供は、話をしても聞いてもらえなかった場合、次に話を聞いてもらいたいときまた同じ様にされるんじゃないかと思い、話を自分からしなくなってしまうことがあります。そこで、話を聞くときに気をつけたいことをいくつか挙げたいと思います。

○ どんなに忙しくても、子供が聞いてほしいというサインをとらえて、そのときに話を聞く。
○ 子供の気持ちを受け止め、わかろうとする。5〜10分ぐらい話を聞いただけで「その気持
ち、わかる」と簡単に言わない。この言葉は、何回も話す機会を重ねてこそ使う言葉である。「わかるけど・・でもね。」と話を評価するのではなく、「うん、うん」と評価せずに聞く。しかし、大人の意見を求めてきたときは、「私はこう思うよ」と意見を押しつけずに話をする。また、「あの人は、こう思っていると思うよ。」と第3者の代弁の気持ちを言わない。
○ 話をするとき、横並びになって話をするとよい。

A子供のしかられる権利「もっとしかってよ!!」
お子さんが、悪いことをしたなと思われたとき、しかっていますか。しかるのは、怒るのとは違います。子供には、「しかられる権利」があります。しかるときには、なぜしかっているのかじっくり話をしてあげること、「気持ちは分かるが、行為は許せない」ということを伝えます。

Bトラブルもチャンス!!
子供は、友達と遊ぶことによっていろいろなことを学びます。
例えば、腕力の強いAと弱いBがいます。Aは、Bが持っているおもちゃを取り上げました。そのときBのお母さんが来て、怒っておもちゃをAから取り上げました。これで一見落着なのですが、子供たちにとっては大切な機会を逃してしまったことになるのです。それは、Aにとっては、泣いている友達を前に自分から進んでおもちゃを返し、思いやりの言葉をかけれたかもしれません。Bにとっては、自分の言葉で返してと言えたかもしれません。けんかなどのトラブルも自力で解決する能力をつけるための大切な過程です。

<子供たちが求めていること>

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