ここでは、子どもが保健室に残していった言葉から、わたしが研修会で学んだことや児童心理の雑誌などを参考にしながら、保護者の方と一緒に“子供の今”を考えていきたいと思いページを作りました。

 
本校では、朝のさわやかタイムに読書の時間がありますが、一般的に最近の子供は、「本を読まなくなった。」とよく言われています。ご家庭ではどうでしょう。読書をしている姿は見られますか?テレビやビデオ等の映像を通して目に飛び込んでくるものや、漫画や雑誌などにはたくさん触れているようですが、一昔前に比べると、“読書”をする子供の数が減ったような気がします。でも、やっぱり子供には「本をたくさん読んでほしい」と強く思っています。
想像力や思考力は、漫画やテレビの画面だけ見ていたのでは養われないそうです。文字を読み取って、そこからイメージを膨らませ、そして、人それぞれの感じ方や考え方を知って、自分のものとして脳にインプットしていく。読書は、知らず知らずのうちに自分を育てていってくれます。人間が一生のうちに、実際体験できることには限界があります。だから、本で、読書でいろいろな人間を体験したらよいと思います。本の中で、医者や看護婦、病気と闘っている人、がんばって生きている人などのたくさんの思いを子供たちに知ってもらいたいと思います。そして、それは必ず子供の人生の中で活きてくる。それは、高木先生の言葉からもうかがえます。ただ、「本と読みなさい、読みなさい。」と言っていても多分読みません。「お母さん、読んでみてよかったから、読んでみたら・・・」と同じ本を共有し、感想などを言い合えるように保護者の方にもぜひ読んでいただきたいと思います。大人にとっても、新たな発見があるかもしれません。





保健室で、時々いのちについて話題になることがある。魚や蛍の大切な
いのちを一生懸命育てている子供たちだからこそ、自分のいのちについて
も語れるのかもしれない。浅井の子供たちと同じような少年時代を送られ
た高木先生からとても心に残る話を聞いた。
『ぼくが、5.6年生のときに「生きるって、なんだろう」って、いのちについて、悩んだ時期が
あってね。そんなときは、たくさんの本を読みましたよ。本を読んで、心を落ち着かせることが
できました。」と。
 

東海大学文学部心理・社会科教授 近藤卓氏は高学年の時期についてこう話されている。

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保健室で出会ったこころにズシンときた言葉

「小学校の高学年の時期は、第二次性徴の発現の時期であり、第二の誕生時期とも言われている。自分の存在の意味を問い直し、『生まれてよかったのだろうか』『生きていっていいのだろうか』『生きるって、どういうことなのだろうか』『生きるって、死ぬってなに』などの疑問が次から次へとわいてくる。