ここでは、子どもが保健室に残していった言葉から、わたしが研修会で学んだことや児童心理の雑誌などを参考にしながら、保護者の方と一緒に“子供の今”を考えていきたいと思いページを作りました。

 

第1回
「なんでだかわからないけど、すべてがこわい・・・・・。」

「自分に自信がない」、「自分がどう見られているか心配」などと話す高学年の子と出会った。今、自分の心の中でおきている気持ちをどう処分していけばいいのかわからず、つらくて、つらくて・・・と大粒の涙を流している。高学年になり、勉強や大人から要求されることが少しずつ高いレベルのものになってきて、「(自分も親も先生も描いている)理想の子供像」を演じることの行き詰まりを感じることが多くなってきた。そして、少しずつ歯車が狂い始め、本人自身もわからない大きな葛藤(ありのままの自分をみんなにわかって欲しい)にもがき苦しんでいる。「こんな自分を親には知られたくない、親が悲しむから、言わないで」と今の自分を否定している。

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小学校高学年くらいから、第2反抗期となる。身体的な成熟に比べ、精神的な成長が伴わず、内面は依存と自立の間でもろく、まだまだ大人に頼りたい、理解して欲しいという気持ちでいっぱいだ。そんな子どもの急な変化に、問題児になったのではないか、非行につながるのではないかと不安になり、叱責したり、指導したり、お互い傷つかないように関係をもたないようにしてしまいがちである。しかし、ぐっとこらえ、余裕をもって、子供の反抗に、とことん向き合ってほしい。ぶつかっても、ぶつかっても立ちはだかってくれる大人の姿を見て、「なんだ、こんな自分でもいいんだ。」と思える日が子供にはきっとくる。

保健室で出会ったこころにズシンときた言葉