「子供の医学

このページは、現在流行している病気のことや、保健室の来室で気になった病気、保健の月目標に関連した身体の働きや秘密などの子供の保健の最終情報をお送りします。

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朝起きたとき、お口の中がべたべたしていると感じたことはありませんか? 私たちのお口の中の細菌の量は、唾液や食事などによる飲み込む(嚥下:えんげ)作用などによって1日の間で大きく増えたり減ったりしています。唾液には他にも抗菌作用やお口をむし歯になりやすい酸性環境から中和する緩衝(かんしょう)作用などがあるため、食事をしたりガムを噛んだりお話しをしたりする日中は唾液の分泌も盛んなため、増えてもすぐに減少していきます。しかし、夜眠っている間は、お口の中の唾液の分泌がほとんどありません。そのうえ、数時間その状態が続くので、朝起きた時には細菌は最も多い状態になっています。むし歯は夜作られるというのもあながち大げさではありません。寝る前の歯みがき大切なことが分かります。
 3月21日版 朝日新聞 経済面では、
『歯みがきしないとむし歯菌翌朝30倍に』
という興味深い記事が掲載されました。こ
れは、最近の調査(ライオンオーラルケア
研究所調査)で、夕食後に歯みがきや洗
口などの歯の手入れを行わないと起床時
には、むし歯の原因菌として知られる
S.ミュータンス菌が10〜48倍、平均でも
約30倍にも上ることが分かったというも
のです。ここでも寝る前の歯みがきの重
要性が語られています。

今月の気になる病気   「むし歯は夜作られる?むし歯キンは夜に急増!!」