富山市秋季大会剣道競技は、9/22(金)富山市立城山中学校体育館で行われました。
その成績と戦評を、簡単に述べさせていただきます。
男子、決勝で惜敗するも堂々の2位!
夏に行われたシード権決定の練習試合で第1シードを獲得し、優勝候補として臨んだ大会でした。
団体では、第1回戦奥田中に4−0、第2回戦呉羽中に3−0と、取りこぼし無く準決勝に進出しました。準決勝では大将戦を落としたものの、難敵藤ノ木中に4−1と快勝することができました。
そしていよいよ決勝戦。小学校時代からのライバルが多い速星中との対戦になりました。先鋒の関本選手が、まさかの2本負けとなり、チーム全体が浮き足立ちました。続く次鋒の田中選手は、試合内容では要所は押さえていたものの、一瞬の隙を突かれ一本負け。後が無くなった状態で中堅の寺部選手の試合になりました。寺部選手の果敢な攻めに対し、相手選手は気力無く打突。そこを上から合わせて2本勝ちしました。副将の池田選手は、夏休みにようやくケガから復調した選手で、今回が初の公式戦。その上ここ一番の大勝負となり、緊張感に押しつぶされそうな試合展開となりましたが、持ち前のセンスの良さが光り、延長戦へと突入しました。一本取れそうな場面も多かったのですがそれを取りきれず、試合終了間近に面を合わせられて1本負けとなり、団体としての敗戦が決定しました。大将の岡野選手は1本先取されながらも2本取り返し、大将としての役目を果たしました。
個人戦では、岡野選手が難敵を接戦で制し、決勝進出を決めました。圧巻だったのは藤ノ木中の湯山選手との準決勝戦。夏の練習試合では力負けしていた相手だけに苦戦が予想されましたが、相手の出所をきっちりと押さえ勝利することができました。決勝では地力のある附属中の笠井選手に竹刀を2回落とされる不覚をし、力負けしましたが、堂々の2位入賞だと言えます。また寺部選手は準々決勝戦で、優勝候補と言われていた村上選手と対戦。互角以上の試合内容で、途中寺部選手に旗が1本上がる場面もありましたが取りきれず、長時間にわたる延長戦の結果小手を拾われ、惜敗しました。寺部選手の今後の活躍が期待できる試合でした。

女子、まさかの2回戦敗退!
夏の練習試合で第2シードを獲得し、上位入賞も期待された大会でした。3年の先輩方が県選手権大会に出場しており、「先輩たちを追い越すぞ」と意気高揚していましたが、2回戦に落とし穴がありました。
2回戦の相手は古豪の呉羽中学校。相手の「シード校を倒すぞ」という勢いが、先鋒戦から表れていました。先鋒の阿閉選手は、気合いも十分で果敢に攻めていましたが、不意を突かれ初一本を決められました。「その1本で頭の中が真っ白になった」と本人が言う通り、その後の精彩が無く、続けざまに1本決められ2本負け。阿閉選手のまさかの敗戦に、続く次鋒の金岡選手が2本決められ、後が無くなった状態で中堅の山中選手へと続きました。山中選手は部長としての責任を果たそうと、積極的に攻撃し、2本をもぎとってきました。そして副将の野崎選手。野崎選手は緊張のあまり前半は動きが鈍く、1本取られてしまいました。しかしそこからふんばり、すぐさま1本取り返しそのまま延長戦へ。延長戦では両者とも膠着した状態が続き、結局引き分けとなりました。本校の大将は、一人しかいない1年部員の藤村選手。先輩たちの思いを受けて試合に臨みましたが、2本取らなければ代表決定戦に持ち込めず、ましてや1本取られてしまうと負けが決まってしまうという瀬戸際の状態のため、得意の「捨てきった技」を出すことができず、引き分けとなり、団体として敗退してしまいました。
個人戦では藤村選手が団体の悔しさを爆発させ、準決勝まで進出することができました。準決勝では、地力のある山室中の廣田選手に出所を押さえられてしまいましたが、気っ風の良い剣風を今後も伸ばしていってほしいものだと思います。山中選手は2回戦で、難敵城山中の川島選手に1本負けとなりましたが、元気がよく勢いのある試合内容でした。今後も、この「立ち向かう姿勢」を大事にしていってほしいと思います。
以上の結果から、来る10/22(日)庄川体育センターで行われる県選抜大会に、男子団体と男子個人・岡野選手、女子個人・藤村選手が出場できることになりました。
富山市の代表として、そして何よりも堀中の代表として「明るく、楽しく、正しい」剣道をし、活躍したいと思いますので、応援の程よろしくお願いします。
今後の課題
試合全体として、大事な場面で足が止まってしまったり技が尽きてしまう、また単調になってしまい相手を崩すどころか自分が崩れてしまうことが多く、多くの課題を残しました。
基本練習と場面を想定した得意技の研究の重要性、そして何よりも「自分を知る」ことの大切さを学んだ大会でした。
「剣は人なり」です。日頃の生活が、剣道に全て表れます。試合の中で自分をしっかり出すことができなかったとしたらそれは、部活動ばかりでなく日頃の生活態度や学習の取り組みの中に何か問題があるのではないかと思います。そういった面も全員で見直し、声をかけ合いながら、次の大会での活躍を期待しがんばっていこうと思います。
なお、試合の応援や生徒の送迎、お弁当作りや日頃の励ましの言葉をいただいている保護者の皆さまに、この場を借りて厚くお礼申し上げます。今後ともよろしくお願いします。(牧)

