中学校の3年間とは

学校長  吉野  肇

 

 

 十数年ぶりに再び城端中学校に奉職できますことを、とても光栄に思っています。

 着任早々、73名の入学式を行いましたが、新たな感動を覚えました。教育を取り巻く状況は必ずしも夢と希望に満ち溢れたものばかりとは言えませんが、教職員一同は生徒たちの可能性を引き出し、伸ばすための努力を惜しまないことを再確認いたしました。

 城端中学校の教育は脈々と受け継がれてきた校訓「自主自立 誠心誠意 不撓不屈」に凝縮されています。

「自主自立」とは自分から進んで物事を行い、責任をもって行動できること。「誠心誠意」とは真心をもって人に接すること。「不撓不屈とは」どんな困難にあってもくじけずがんばることです。

 

さて、中学校3年間で生徒にめざしてほしい目標を次の3つにまとめてみました。

@自分さがしの3年間に

自分はどんな人間であり、どんな能力があるか、将来どんな方向へ進めばよいかなど、自分という人間をしっかりと見つけて歩んでほしい。これが「自主自立」にあたります。 

A相手の気持ちを考えた行動のできる人に

学校は多くの友達と関わりながら成長する場所です。ですから自分勝手な考えや行動は許されません。常に相手や集団のことを考えながら自分を生かしてほしい。これは「誠心誠意」です。

B絶えず心と体を鍛える

部活動や生徒会活動など鍛える場は、学校にはたくさんあります。「練習で泣いて、試合で笑え。勝つことだけが全てじゃないが、涙と汗にまみれ、歯をくいしばってがんばったことが自分の宝物」という詩のような経験こそ、校訓「不撓不屈」につながるものです。

 

「子どもは、家庭で育て、学校で鍛え、地域で磨く」という言葉がございます。今後とも学校、家庭、地域の連携を大切にしながら、生徒たちの「自分探しの旅」を支援していきたいと思っています。