平成23年度 学 校 経 営 計 画
1 学校教育目標
校訓「心明るく 誠実であれ」「行い正しく 勤勉であれ」「志高く 聡明であれ」のもと、「豊かな知性と情操を育み、自主自律の精神に富む、未来を切り拓くたくましい人間を育成する。」を教育目標として、教師と生徒が一体となって活力ある学校作りを目指している。
教育方針
上記教育目標を具体化するため、
ア 志を高く持ち、その実現に向かって努力する態度を育成する。
イ 一人ひとりの能力と適性の開発に努め、学習意欲の増進を図る。
ウ 実践的諸活動を通して積極性を養い、豊かな情操と勤労精神を涵養する。
エ 人格・個性を尊重し、自律的で社会性のある人間を育成する。
オ 健康や体力の向上に努め、安全を保持する態度を育成する。
を教育方針に掲げている。
2 学校の特色
本校は、明治34年(1901年)4月、富山県高等女学校として設立された。明治40年4月には富山県立高等女学校となり、昭和23年8月学制改革に伴い一時閉校された。しかし、昭和31年4月富山県立富山女子高等学校として復活開校されて以来、平成13年(2001年)には創立100周年記念式典を挙行した。翌年、平成14年4月には、男女共学で総合学科と看護科(5年一貫教育)の2学科を設置した富山いずみ高等学校となった。
総合学科では、生徒の様々な学習志向や進路目標に応えるため、学校設定科目を含む多様な選択科目を開設し、特色あるカリキュラムを編成している。また、「人文・社会系列」「自然・情報系列」「生活デザイン系列」の3系列を設け、基礎学力の養成と健全な職業観・勤労観の育成を図るとともに、生徒の進路目標に応じた高い学力の育成にも取り組んでいる。
看護科では、5年一貫教育の視点に立って、高校においては看護に関する基礎的な知識・技術と看護に従事する者として望ましい心構えや人間性を育成している。また、専攻科では、病院での実習等を通して、高校で学んだ内容を発展させ、看護現場に即した専門の知識・技術を習得することで看護師国家試験の全員合格を目指している。その結果、平成21年度の看護師国家試験では、合格率100%と目標を達成した。
一方、体育大会・文化部発表会等の学校行事や運動部・文化部の部活動等の特別活動に、生徒が主体的・積極的に参加するよう心掛けることで情操豊かな自律的で社会性のある人間の育成に努めている。平成22年4月現在76%の生徒が部活動に参加しており、学年・クラスの枠を超えて活動をしている。
3 学校の現状と課題
総合学科では、生徒の学習到達度や進路目標が多様であるため、それぞれの生徒に応じた学習指導・進路指導が求められ、学年やクラスのまとまりとして指導することに困難を感じることがある。そのため、1学年では、各クラス2人担任制を取っているが、放課後等の限られた時間で個別指導をすることには限界もある。
看護科では、5年一貫教育のもと、看護師国家試験の合格を最終目標にしているため、基礎学力が十分でない生徒にとって看護科目の学習に負担を感じている生徒がいる。また、5年間(高等学校3年・専攻科2年)の中で、看護師としての適性に疑問を感じ始める生徒もいる。基礎学力の充実に努めるとともに挫折しそうな生徒には様々なかたちで支援していく必要がある。
これらのことを念頭に置いて、以下の取り組みを行っている。
(1)総合学科 学習内容の精選と学習指導計画(シラバス)の作成によって学習のねらいを明確にし、「わかる授業」を実践する。また、学習に対する「動機付け・意識付け」を的確に行い、学習時間の確保と学習意欲の喚起及び学力の向上を図る。さらに、「産業社会と人間」等を通して各自の進路目標を明確にしていく。
(2)看 護 科 5年看護一貫教育の中で必須な基礎学力の充実に努め、看護の専門教科がスムーズに学習できるようにする。また、個別指導・少人数指導等や病院等での実習で患者や高齢者を看護したりすることで、看護師として医療に携わることの崇高さを自覚させ、学習に対する「動機付け・意識付け」を的確に行っていく。