ご 挨 拶 


富山県立高岡聴覚総合支援学校
校 長  河 合 利志子



 ようこそ、本校のHPにアクセスしてくださいました。

 今年度10名の新入生を迎え、幼児児童生徒数は41名と昨年度より4名増えました。挨拶を交わす元気な声やにぎやかな足音が校長室にも聞こえ、大きな家族で暮らしているような気持ちになります。

 さて、本校は昭和29年4月に富山県立聾学校高岡分校として産声を上げ、昭和40年4月に富山県立高岡ろう学校として独立、平成26年度に創立50周年を終えました。この間、学科改編、校舎の移転新築、校名変更、複数の障害種への対応など、いくつもの変遷を経て現在に至っています。

 本校の大きな特長を私の想いも交えて二つ紹介します。

一つ目は、幼稚部から高等部までの一貫した聴覚障害教育を行っていることです。子どもたちが熱心に相手の顔を見て楽しそうにコミュニケーションをとっている様子を見ると、自分らしく安心して学校生活を送っていることが分かり、うれしく思います。そして、学習や部活動だけではなくいろいろな活動にいきいきと取り組む中・高等部生の姿は、小さい子どもたちにとっては自分の将来像(モデル)であり、まさにお手本になっていると思います。

二つ目は、高等部において聴覚障害と知的障害の生徒が共に学び、社会自立を目指していることです。平成22年度から受け入れを始めた軽度知的障害の生徒は、本校において学力、体力、適応力等を確実に身に付け、社会に巣立っていっています。生徒会活動や部活動、日々の生活の中に相手を気遣った様子を垣間見ることがあり、「共に学ぶ」ことが双方に良い影響を与え、そして希望する就職・進学につながっていると手応えを感じています。
「共生社会」の実現に向け、一人一人がさらに力を付けてくれることを願っています。

 これからは、関係する皆さまが築き上げてこられた聴覚障害教育の専門性を引き継ぎつつ、新しい時代のニーズに耳を傾けて「存在価値のある学校」、「地域の方々に愛される学校」を目指して、教職員一丸となって努めます。
どうぞ、皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。